【隠れた難関資格 日商簿記2級】あなたは日商簿記2級を取得する必要はあるのか?というお話【ブログ主は合格まで勉強に900時間費やした】

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先日、日商簿記2級(以下 簿記2級)を取得して2週間ぐらいが経ちました。

何か変わったかと言えば、、、、、、

あまり変わりませんね……

強いていうなら、手伝いとしての経理の仕事が増えたぐらい……

けど、ブログ主の本業は情シスなので、仕事の評価は特に上がることはないですね……

うーん。唯一良かったと感じたのは、
リアルの知り合いへ向けのSNSで取得したことを書いたら
『いいね』がたくさんもらえた事かな……

逆に言うと、それしかなかったです……

……労力の割にはあまりメリットがない

そもそも何のために簿記資格を取得したのかといいますと、
情シスをやっていて、経理を何もわかっていないのはまずいなと感じて
まず初めに3級を取得しました。

3級取得後に、これでは知識が足りないな……と思い、続けて簿記2級の勉強も行い900時間の勉強の末に2級も取得しました。

ただ、実際に2級を取得して実感しましたが、
2級の知識って特に必要がなかったですね。

情シスであれば3級で十分です。

財務諸表とかも3級の知識を元にネットの検索をすれば十分に読めますからねぇ……

そして、取得してから気が付いてしまいました……

経理以外は簿記2級って、取得する意味がないってことに……

というわけで、

ここからは、簿記2級を取得しようか?3級を持っているのだけど勉強するべきか?と迷っている人に向けて

簿記2級を取得する必要は本当にあるのですか?という事を書いていきたいと思います。

あなたは本当に簿記2級を取得する必要はありますか?

昨今の簿記2級は難関資格になってしまいました。

2021年2月期の試験は合格率が8%台です。

かつての2級は誰でも取れる資格と言われていましたが、
今では難関資格の一つです。

その癖して、先に書いた様に個人的見解としては、3級の方が役立つ……と思います。

3級は商業簿記の基礎分野をほぼ網羅しています。

だから、経理実務をやっていない方だと2級は取得する必要はないように感じますね……

当然、全く役立たないという事はないですが、
3級で得られる役立つ知識を100とすると
2級で得られる役立つ知識は30~50ぐらい
ですかね?このために莫大な労力を費やして簿記2級を取得する必要があるのか?
少し疑問です。

数学でいうならば、
3級が四則演算、2級が微分積分って感じでしょうか?

実生活では四則演算の方が役に立ちますし、
微積は生きていく上で使わない人は全く使わないですからね。

ただし、会社勤めの方の場合、2級を取得したら経理が一通りわかっている様な印象を持たれやすいので
そういうものを狙うのであればいいかもしれませんね。

ブログ主は本業で経理の手伝いをしていることはあるのですが、基本は情シスでして、本業だけを考えると結果から言えば2級までの知識は必要がなかったな……って思っています。

ですから、必要な人だけが取ればいい資格にブログ主は感じます。




あなたは勉強時間を取れますか?

簿記2級を取得するにあたり
とにかくブログ主は勉強時間が膨大なものになってしまったため
時間の捻出に苦労しました。

合格までに要した時間は約8か月、およそ900時間です。

これはかなり時間を要した方だと思いますが、
頭がいい人でも200時間、一般的には350時間かかると言われています。

ブログ主は簿記2級取得にあたり、常に勉強を第一に考えて
電車の中、昼休み、夜の睡眠時間などを犠牲にして勉強していました。

この捻出が出来ない人は長期戦は覚悟しなければなりません。

あなたは勉強時間を取れますか?

取れたとしても遊ぶより人生に有意義な結果を残せそうですか?

勉強をこれから始める方は、その事を念頭に置いて挑戦してみてください。

ラスボス連結会計について

現在の簿記2級には連結会計という分野が存在します。

こちらの連結会計はかつては一級に属していた分野なだけあって非常に理解が難しい部分になります。

3級を取得した上で2級の取得を迷っているなら、
連結会計から入って、理解できそうなら2級を取得する、無理そうなら諦めるというのはありです。

仕事の都合上、簿記2級を取得する必要がある方は別ですが、
必要に迫られてなければ諦めて他の資格にチャレンジした方が人生にとって有益なかもしれません。

資格取得の勉強をして取得できなかったというのは残念ながら人生において無駄な時間を過ごしてしまったというのと同じですからね……

人間諦めも肝心ではあります。

連結会計が簿記2級に含まれていなかった頃の旧簿記2級と同じ資格であることに耐えられますか?

ラスボス連結会計の難易度はとてつもなく高いものです。

理解は非常に困難で、この範囲が現在の簿記2級に含まれたことによって、
旧簿記2級とは全く別のレベルの資格になってしまいました……

旧簿記2級は頑張れば誰でも取得できる資格と言われていた様です。
しかし、現在の簿記2級は非常に高難易度です。

試験自体も非常に難しいものになってしまいました。

2021年2月期の試験なんて合格率が8%台ですよ……

はっきり言って簿記2級は難関資格です。

しかし、かつての簿記2級が簡単だったせいで
世間の評価は簡単な資格試験だと思われています。

旧2級と現2級が同じに扱われる理不尽さにあなたは耐えられますか?

ブログ主はこの格差に非常に強い憤りを感じています。

最後に声を大にして言いたいこと『簿記2級の取得にはかなりの覚悟が必要。』

とにかく簿記2級は取得が大変な資格であり、
そして得られるものが非常に少ない資格です……

3級は意味あると思うのですがね……

挑戦するからにはそれなりの覚悟を決める必要があります。

逆に覚悟がないなら、諦めることをお勧めします。

生半可な覚悟では絶対に取得は無理です……

それに他にも有益な資格はいっぱいありますからね……

個人的にはそちらを取得することをお勧めします……

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