【95点で合格】中小企業の情シスで工学部系大学院卒の男が簿記3級(ネット試験版)を合格した方法と感想

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まずは証拠から……

4月11日に日商簿記三級を受験し、
無事一発合格しました。

取得理由

ブログ主は情シスやっているのですが、
経理系の仕事を手伝ったりしていますし、
結構、仕事で経理を理解していないと難しい部分がありました。

一応、仕事面で都度ググったりしているので困ったりしていないのですが、
せっかくだから資格でも取ってみようと思い、
まずは最初のステップである簿記3級を取ってみることにしました。

ブログ主の経歴

大学、大学院は工学部系で専攻は機械工学。
研究はjavaを使ってプログラムを組んでいました。

経理関係は学生の頃には一度も触れていませんでした。

また、最初の就職先は就活に失敗し、大学の専攻とは全く関係のない業種へ。

一時はその会社内で機械工学を活かせそうな部署に配属されるも、
会社の上層部が機械工学専攻だったら、電気、機械、建築、土木、化学なんでも出来るというあり得ない勘違いをしていて、即戦力になれず職務から外される。
最終的に嫌がらせ的な人事で、情シスに異動になり、その部署で3年間働くも全く得るものもなく身体を壊した上で色々されて強制的に退職させられる。
現在勤める二社目では情シスとして入社。情シスながら総務系ではなく経理系の部署とくっついている珍しい部署だったので、あまり理解していないが、たまに経理の手伝いをする。

ということで、経理を社会人でかつ今の会社に入ってから経理に触れたという感じです。

ブログ主の簿記知識。

・交通費や接待費などに限定した出金伝票を基幹システムに入力するなど、経理の手伝いを行ったりしている。
・基幹システムの管理として、部署的には経理システムも管理下だが、ブログ主は担当外。
・貸借対照表、損益計算書は何となく理解しているつもりになっている。
・経理に強い担当課長から少し経理の事を教わっただけで、あとはフィーリングやググって経理業務を手伝っている。
・原価に関しては担当部門が違うので触れたことない。(厳密には一社目でほんの一部だけ触ったことはあったが、内容について当時上司より『お前は知る必要がない』と言われていたので中身を見たことがない。)

なので、受験まで、経理関係については資格取得勉強を取る前からほんの少しぐらいは知っていた程度です。

資格取得のもう一つの動機

最初に書いた通り、せっかくだから資格を取っておこうと思ったこともあります。

それに付け加えて、一応、昨今の状勢でいつまでも同じ会社に勤める事が出来るとは限らない時代になってきました。

ブログ主は、新卒での就活を大学院に行ってしまったあまりに、リーマンショック直後の就職難の時代に就職しました。

そして、転職時は2015年に経験したのですが、その時は景気が比較的良かったこともあり、非常に簡単に職に就くことが出来ました。

就職先を探すのは、景気にあまりにも左右されるという事を身をもって知っています。

現在勤める会社は、まだ体力的には持ちそうですが、今後万が一のことが出てきた場合、
不景気の中で就職活動をする必要が出てきてしまいます。

そういうことを考えるとやはり資格と言うのは就活の際に説得力を増すことが出来るものです。

そこで、どんな資格がいいのか、考えました。

情シス関係の資格としては、、、
ITIL、ITパスポート、基本情報、応用情報、SC、MOS系など様々あります。

しかし、これらの資格は残念なことに大手企業の人事担当者は知っているかもしれませんが、
残念なことに、中小企業の人事担当者だと知らない人も多いです。

特に、IT系の資格は名前が変わりやすいですからね……

そんなところに入らなければいいといえば、それまでですが、
仕事をやる上で、活躍できる場所会社って、そういう会社だったりするんですよね……

採用担当者から面接者を決めるときに、
やはり有名資格を保持していると非常にとっつきやすくなります。

ということで、
有名資格取得の一歩目として、
難易度も手ごろと言われている簿記三級を取得しました。

ネット試験

簿記2,3級が都合よく2020年12月よりネット試験が開催されるようになりました。

ネット試験と言っても、自宅でインターネットを用いて受験するものではなく
自分で選択した会場に行って、受験するタイプのものなのですが……

それでも、ネット試験解禁と言うのはありがたいものです。

ブログ主はズボラで、いまいち計画性がないので、何か月も前に応募しなければならない資格試験はどうしても受ける気力がありません……

やれる気になったら、すぐにチャレンジできるというのが最高の環境です。

そんな需要にマッチしたのが、このネット試験。

従来の簿記の試験は年に3回の試験のいずれかを受験するには、何か月か前に応募しなければならなかったですが、今回は数日前に応募したら即座に試験を受けられます。

しかも合格発表もすぐ結果が出るのでレスポンスが早いです。

合格発表までヤキモキする必要はないですね。

少し不謹慎かもしれませんが、公衆衛生にかかわる昨今の世界情勢で世の中大きく変わってきていますが、こういう変化はありがたくいい変化ですね。

勉強方法

さて、そろそろ、どういう勉強をしていったのかを発表したいと思います。

この方法をトレースすれば、出来るとはお約束はできませんが、
非常に有効であったとは思いました。

その1
最初に勉強した下記サイトを使用しました。

当初、参考書を購入することを考えていたのですが、
試しに検索上位に来ていたサイトである上記サイトを読み進めていくうちに、
これで十分なんじゃない?と言う気分になり、大半を頼りっきりになりました。

特徴としては、随時アップデートされているです。

試験形態が変わることにより、サイトの内容を随時アップデートしてくれるのはなかなかないですからね。

また、仕訳問題ではサイト上で問題がマウスひとつで出来て、
帳簿系の問題は専用のエクセルブックが用意されているなど、
非常にニーズにあった素晴らしいサイトでした。

其の2
簿記系youtuberである ふくしままさゆき氏の動画を見ました。

其の1だけでも十分勉強になるのですが、
実はブログ主は勉強の時間確保が難しく、その1を一通りやった直後に、仕事が忙しく数週間勉強できない期間が出来てしまいました……

時間の確保が出来るようになってからは
其の1を再度やってもよかったのですが、
一つのサイトに頼り切って、情報に漏れがあったりしてはいけないと感じ
氏の動画を見て勉強しました。

このサイトでは特に下記二つの動画が参考になりましたね。

電車の中で、動画を見ながら、仕訳の勉強をしていました。

其の3
過去問を解く

こちらの過去問は問題に対する対策方法を書いたパートと過去問パートがあるのですが、
ほぼ一通り解きました。

特に過去問をやって思ったのですが、
最初の方では51点ぐらいしか取れず、自分が理解しきっていない事を把握しながら、
大体最終的には97点ぐらいを取れるぐらいまでは持っていき、
ここまでやれば落ちるわけないだろうという段階にいたしました。

其の4
実は、先の過去問はネット試験が導入される前の過去問でした。

受験したから言えるのですが、その3までやれば十分です。

が、自分は、ネット試験では従来の試験と比べて、
問題数が削減され、またテスト時間も2時間から1時間に減少したという事に恐怖を感じていたので
何か対策は打てないか?と考え、前日になって検索していたところ模擬テスト集を大手資格予備校が発行していることに気が付きました。

その情報は何と商工会議所がまとめてくれています。

 

上記リンクを参考に、自分はTACの模擬試験を解いて受験に備えました。

まあ、受験した後だから言えますが、個人的には大原の模擬試験が一番よかったかな~と思います。

勉強してて思ったこと。

仕訳がわかれば合格とか言う記事をネット上では見かけるが、それは大間違いです。

確かに仕訳がわからないと全く話にはなりません。

けど、実際には帳簿などがあります。

それらも覚えなければなりません。

これは勉強した気になっても過去問などの問題を解かないと覚えられないですね。

 

また仕訳をやる際にも、勘定科目を覚えないと駄目ですね。

こればかりは暗記です。

 

ブログ主は幸いなことに貸借対照表や損益計算書の勘定科目は、内容を理解してはいないものの

各名称は知っていたので、スムーズに覚えることが出来ました。

 

これは簿記の勉強だけではなく、勉強先般に言えることですが、

過去問を解いていくとブログ主は結構なケアレスミスに泣かされました。

過去問を解くうちに、ケアレスミス以外はなくなっていくのですが、一向にケアレスミスは減りませんでした。

こればかりは運要素もあるし、しょうがないかな?と思ったりもしたのですが、

そうは言っても、それで落ちたら元も子もないですので、何故ミスをしたのかを徹底的に考えて、同じミスを繰り返さない様に問題を解くようにしました。

幸いなことに、簿記3級の試験は過去問と同じような傾向の問題が出続けるため、問題のバリエーションは少ないです。

大学受験とは異なり、このように徹底的に何故ミスをして、そのミスを繰り返さない様に考察し気を付けるようにすることで、ミスを減らせるようになります。

 

結果的に今回の試験では95点の成績で合格することが出来ました。

 

……配点的におそらく2問間違えたのですが、

1問は日本語的に?な問題だったので、別として、もう1問はなんだったのだろう……

と少し気になっているのですが……




勉強時間について

大体、ネット上では大体50~100時間と言われています。

早い人は5~20時間とか言っていますが、いや~、とてもじゃないけど、それはさすがに天才じゃないと無理だよ……という印象です。

 

ブログ主は、はっきりと計測したわけではないですが、大体150~200時間ぐらい勉強しました。

 

とはいっても、身が詰まった200時間ではないのです、、、

勉強場所は、自宅、職場での昼休み、通勤中の電車の中などを含めています。

テストについて

試験は下記リンクから応募しました。

自分の都合に合った場所、時間を選択出来るので、自由に決めましょう。

 

テスト日はテスト会場に行き、身分証明を受付に提示します。

そこで、紙とボールペンと受験票を渡されて、案内に従って会場まで行きます。

なお、会場への荷物の持ち込みは電卓以外は出来ません。

シャーペン・消しゴムは持ち込めないのにはびっくりしました……メモ用紙にメモを書く際に消しゴムで消せないのは痛いですね……

 

試験を受ける場所は仕切りが区切られたPCの前です。

簿記以外の試験も受けられる会場のためか、ヘッドホンが二つあるなど机の上が結構散らかっています……

試験は各自自由な時間に始められるので、ブログ主は試験を開始する前に作業スペースの確保をしました……

まあ、それでもデスクトップPC、モニタ、キーボードがおいてある関係で、狭いのですが……

自分は電卓は右手でしか出来ないので、特に不自由はしなかったですが、左手側には小型とはいえデスクトップPCが置いてあったので邪魔の極みだな…とは感じました。

ちなみに、PCはレノボ製です。マウス、キーボードもレノボのPCを買う時の付属品です。

普段、高級な入力デバイスを使用している人は、キーボードやマウスが硬くてイラっと来るかもしれません……

 

テスト内容は、

受験規約上書くことは出来ないですが、過去問や模擬試験をやっていれば確実に出来る問題です。

時間が1時間になって、足りなくなるという懸念もあるかもしれませんが、

過去問と比べると全体的に軟化傾向にあり、結構簡単に解けます。

ブログ主は、かなりじっくり・ゆっくり解いていたのですが、それでも5分余りましたので見直しの時間が出来ました。

キーボードでの数値や文字入力に慣れていない人以外は手書きの文字を書くよりも楽ではないでしょうか?

 

 

 

で、簿記3級を取って経理を理解できる様になるの?

試験が終わっての感想ですが、この試験はやれば出来るようになる試験だな…という印象です。

 

で、これで、経理は理解できるようになるの?という事になるかと思いますが、

ぶっちゃけたことをいうと、簿記3級をとっても経理を全て理解することは困難でしょう……

 

実務的ではない事が簿記ではあります。

また逆に、簿記以外の事柄も経理では必要なのは明らかです。

 

 

しかし、基礎の基礎であることは確かです。

だから、少なくとも、簿記を勉強することはプラスに作用するでしょう。

特にブログ主の様な情シスにとっては、この程度は知らないと経理系のシステムを扱うことは非常に困難です。

例えば、データベースから、特定の仕訳を取り出して、csvに吐き出すとかは、この知識がないと難しいと思います。

また、データ集計して、csvから損益計算書、貸借対照表を作ることも出来るようになる足掛かりにもなるかもしれません。

 

ただ、まだまだこれだけじゃ足りないですね。

簿記3級では原価計算などはほぼありません。

自分は製造業の会社に勤める情シスなので、今後は2級の勉強も視野に入れていきたいと思います。

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