今回も休止期間中に食べた記事です。
2023年6月27日に中華蕎麦とみ田に行ってきた。
場所
〒271-0092 千葉県松戸市松戸1339 高橋ビル
店の外観
営業時間
11時〜16時
定休日 水曜
ただし、この営業時間に行っても恐らく食べられません。(詳細はローカルルール参照)
食券販売の受付は8時~です。
食べるためには早朝に並び始めて先に食券を購入することが必須。
食券販売の受付は8時~です。
ローカルルール
※ブログ主が体験したことを元に記載しているため間違っている可能性がございます。
前提 食べるためには早朝に並び始めて先に食券を購入することが必須です。
1.早朝に店に行く。(食券販売が8時~なので、それよりかなり行くのが無難)
2.助手さんが人数を聞きに来る。 (一人の受付で平日は5名、土日祝3名まで可能とのこと)
3.8時頃になると食券を購入する。
4.食券を助手さんに渡して、実際に食べる時間を予約する
5.予約した時間まで時間を潰す(ブログ主は漫画喫茶で時間を潰しました)
6.予約した時間よりやや早めに店に行く
7.スタッフの方が名前確認をするので答える。
8.案内に従って入店
9.あとは空気に任せて食べるだけ
10.退店する。
メニュー
店のwebサイト
今回のレポっす
それは12年越しの約束。
中華蕎麦とみ田
つけめん (TOKYO-X豚骨魚介) 特450グラム おかわり全粒粉100g 特選全部乗せトッピング(焼売・味玉) 賄いご飯
中華蕎麦とみ田……それは日本一有名なラーメン店のひとつだろう。
かつて、勤めていた会社で同期だった人から『とみ田を食べてみて』と言われたことがある。
しかし、機会がなくいかなかった。
松戸まで来たら、どうしてもジロリアンとしては松戸二郎に行ってしまいたくなる。
それにとみ田の本店なんて、今でこそ整理券制だが、昔は超行列店だ。
そう簡単に行ける様な店ではない……
いや、それは言い訳。
行こうと思えば行ける。
手段は徹夜だろうが、始発だろうが無限にある。
それなのに言い訳という不義理をし続け12年の月日が経ってしまった。
今回の場所は松戸。
そう今回は松戸の本店に行ってきたのだ。
富田食堂や支店なんてお茶濁しな事はしない。
直球勝負。
食べてみてと言われたのは『とみ田』と言われていた。
そりゃ『とみ田』と言えば松戸の本店だ。
だったら本店に行くのは当たり前のことである。
まずはこの店の概要と行こう。
だが、『とみ田』の概要なんて今更だろう。
ほとんどの人は名前ぐらいは聞いたことある有名店だ。
だが、それでもブログ主から伝えるならこんなところだろうか?
店主にしてグループ代表の創業者は富田修氏。
実はジロリアン。
と言っても、よく行ってた店舗は初代の赤羽二郎、、、現ラーメン富士丸神谷本店の常連客だった様だ。
昔の赤羽二郎を愛情盛りを食べれるぐらいだから、相当の大食いの様だ。
その関係で富士丸の吉田マスターとは仲が良い様で先日富士丸とのコラボをしていたのは記憶に新しい。
ちなみに、そのコラボ商品は宅麺で現在販売中。(たまに抽選をやっている?)
https://www.takumen.com/products/1600
本編を書こう。
これは2023年6月27日(火)の話である。
朝起きたのは午前4時50分。
土日で大阪に行って、月曜はトラブルに遭遇し夜遅くまで対応していたから体力は限界。
しかし、今日のために無理言って会社には休みを取ったのだ。
不眠症なブログ主でも、ここ連日の徹夜&3時間睡眠にさすがに寝たいところだが、今日は12年越しの約束を果たす時。
気合で起き、家を出たのが5時20分ぐらい。
寝ぼけ眼ではあるが、早朝から出勤に勤しむサラリーマンの横目に有給のブログ主は電車に乗って松戸に向かった。
松戸駅に到着6時50分ぐらい。
まだ多くの飲食店や小売店は開店すらしていない時間だ。
そんな中並ぶのが今回訪問する中華蕎麦とみ田。
日本一のラーメン店といえば、一般的には飯田商店か、とみ田の二択だろう。
そんな中華蕎麦とみ田に並ぶのだ。
少し緊張がよぎる。
店への到着は6時57分。
既に3人の並びあり。
やはり平日でもこの時間から並びがあるとは
とみ田本店おそるべし!
公称11時オープンなのに関わらず、この時間では先頭は取れなかった。
いや、だが、むしろ自分としては逆に『こんなもんか~』と同時に拍子抜けしたもした。
とみ田の人気を考えると30人は並んでいることを覚悟したからだ。
まずは、とりあえず店舗の写真を取る。
そして念の為、列の最後に並んでいた人に声をかけ並ぶことにした。
『ここ、とみ田の列の最後ですか?』
答えはわかっていたが『ええ、そうですよ。』とのことだった。
並んでしばし待つ。
時刻は7時50分ぐらい。
小さな声のイケメンスタッフが店から出てきて
小さな声で食券を前から順番に購入するように言ってきた。
前から順番に食券を購入していく。
大体、一人が食券を購入するのに要する時間は2分ぐらい。
なかなか前が進まない。
それもそのはず、普通にラーメンを食べるだけではなく
こんな早朝から並ぶのだから
それぞれがトッピングやサイドメニューの丼ものなどを食べたくなる。
券売機は少しインターフェースが分かりにくいものだったから
尚更手間取りつつ多くのトッピングメニューが買われていく。
ブログ主の番が回ってくる。
ブログ主もそれなりにトッピングを多く買わないとな……
まずはメインの
つけめん (TOKYO-X豚骨魚介) 特450グラム
サイズとしては特大の550グラムが最大重量であるが
ツイッターを見ていると特大を頼んでいる人は一人しかいないという事実にビビり
特を選択した。
次にトッピング。
特選全部乗せトッピング(焼売・味玉)
を選択。
ブログ主は小学校の頃から漢字クソザコだったので焼売って文字が読めないが
とりあえず、トッピング全部入りっぽいヤツがあったので
そちらを選択。
サイドメニューは
賄いご飯
を選択。
いくつもの種類の丼ものがあり悩んだが
これはブログ主の前に並んでいた人が選択していたものだ。
何となく前の人は常連っぽかったからその人が選んでいたやつを頼めば問題ないだろう。
それに東京Xの色々な部位が使われているらしい。多様なものを味わうにはうってつけの丼ではないだろうか?
最後にもう一つ、
おかわり全粒粉100g
を選択。
どうやら、これは通常のつけ麺の麺を食べた後に
もう一種類麺をお替りでくれるものらしい。
麺が二種類提供されていると言われれば気になるじゃないか……
これは食べないわけにはいかない。
3950円也。
頼もうと思えばお酒なども飲めたのだが、
今回はあくまでもつけ麺を全力で堪能するために自重した。
それに仮に飲んだら連日の蓄積された疲労で寝てしまいそうだ。
食券を購入すると
声の小さなスタッフの方に行き
食券を渡す。
すると食券の内容の確認が行われ
更に再集合時間として10時40分を言い渡されて一旦解散となった。
時刻は8時過ぎ。
10時40分まで何をしたらいいのだろうか?
時間を潰す店は特に開いていない。
悩みながら駅の方へ歩いていると
快活クラブの看板を見つける。
ああ、そうだ。。。
まとめたい文書があったから漫画喫茶でまとめ作業をしよう……
そう思い、2時間強の時間を漫画喫茶で作業に時間を費やすことにした。
滞在費用1100円也。
10時30分。
とりあえず店前に着いた。
既に4人が到着していた。
名簿を持った女性スタッフが点呼を取る。
一人ひとりに対して『○○さま』っと言って
確認を取る姿に
ここは本当にラーメン店か?
と思ってしまう。
ラーメン店と言えば
客に対してフレンドリー感を醸し出して、、、、
悪く言えば雑な扱いをするものだろう。
その姿に感動を覚える。
10時40分頃になると早朝に食券を購入した順番に入店。
指定された席に着く。
店内を見渡す。
店内は高級感あふれる作り。
一介のラーメン店とは異なる寿司屋の様なカウンターといったらいいのだろうか?
厨房には3名のスタッフ。
その真ん中に陣取り作業しているのはテレビでよく見る富田修氏。
真剣なまなざしで調理する姿が見え、ここでもこれは本当にラーメン店か?と改めて考えさせられてしまう。
正直、料亭の様だ。
その中で、富田氏の気さくな声掛けで店の空気づくりもしていた。
特に客が順番に入ってくると最後の数名は富田氏の友達だったようで、
その友達とのトークは周りの客を大いにニヤつかせる面白いものだった。
10時44分。
まずはトッピングの豚が配布される。
いきなり皿に載った豚だけが配布……
この状態で配布される豚というのは始めてみた。
恐らく豚に圧倒的な自信があるからこそできる高級感漂う挑戦心あふれる一品だ。
10時46分
せいろが配布される。
一体なんだろう?
声の小さなスタッフが『〇〇です』といって配っているのだが、
イマイチ声が聞き取れない。
とりあえず、せいろを開けてみる。
……そうか、焼売はシューマイだったのか、、、
ここで初めてわかる。
せいろをあけた途端に漂う、これは旨いと言わんばかしの匂いは食欲をそそる。
だが、ここではまだ手を付けない。
この高級感。
全品揃ってから食べるのが筋だろう。
10時47分
比内地鶏の煮玉子とのことだ。
10時48分。
今度は丼が配布される。
賄いごはんだが、この丼は美しい。
そして、10時49分につけ麺汁と麺は配布される。
遂にメインメニューが全部そろった。
さっそく実食。
一番気になるは、美しく丁寧に折りたたまれた光り輝く麺。
まずは通っぽく麺だけを何もつけずにすすってみる。
みちみちの麺はもぎゅっとしているツルシコ麺。
のどごしがよく完成度の高さは格別。
四大系統ある大勝軒の中でも東池袋系統を極限まで極めたもの。
間違いなく東池袋大勝軒系統の麺では、この麺は極地に当たる。
究極であり至高。
ここまで丁寧に作られ、完成度を高められた麺は世の中に存在しないかもしれない。
だが、果たして、この完成度の高い麺は汁にマッチするのだろうか?
麺の完成度が高すぎて、汁に負けたりしないだろうか?
そんな疑問を感じさせながら
次にその麺を今度はつけ汁につけて食べる。
うめぇ……
この汁が超マッチ。
麺の完成度に見合う汁に脱帽。
杞憂であった。
濃厚つけ汁は間違いなく最高級。
ドロっとしたともいえる、とろみが強き汁は豚骨魚介を極めし者。
こちらは大勝軒とは全く異なる汁。
これ以上のレベルアップはないと言えるほどの超超越完成度のつけ汁。
こりゃすげぇわ……
450グラムの麺が一瞬で消えてしまうほどの超超越。
トッピングの豚は、そこまで特出するものではないが
tokyo-xの肉の味わいを堪能することが出来、一つ一つに高級感はあふれる。
おそらく、このトッピングはつけ麺のつけ汁に入れるとかではなく
どちらかというと日本酒を飲みながら麺が来るまでにつまみとして味わうのが正解だろう。
個人的には、脂なジロリアンとしてはバラが良かった気がする。
同じくシューマイも高級感あふれるもの。
凄くジューシーで肉汁たっぷりというタイプではないが
肉厚で一口では食べきれず、それでいて肉の味わいを感じさせるtokyo-xを活かしもの。
先に書いたように匂いが非常に香ばしいので途中で
麺に飽きたりしたら、匂いで食欲増進、また箸休めにもちょうどいいかもしれない。
そして、丼。
濃厚タレにつけられた肉が様々な味わいを感じさせてくれる。
脂身があるもの、コリっとしたもの、肉々しさ感じさせるもの。
それぞれの味わいは面白い。
トッピングや丼ものは、
あくまでつけ麺の引き立て役かもしれないが
主張しすぎず、ちょうどいい。
そして、それらを食べ終わったら
今度はおかわり全粒粉なる全粒粉の麺100グラムが提供される。
田舎蕎麦に近い様で違う、これはこれで面白い麺。
通常の麺と比べると、通常の方が旨いが
食のラストスパートにはちょうどいい。
最後にスープ割。
柑橘系の汁は賛否あるかもしれないが
そりゃ旨いわな。。。
完飲完食。
店の空気感とラーメンの完成度。
今回の値段は3950円。
値段だけ見ると高いのだが
店の高級感と店主の人柄、そして何よりもラーメンの完成度で納得できてしまう魔法の一杯だった。
オススメしてくれた人ありがとう。
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