唐突にVPNにつながらなくなる不具合が出ているとマイクロソフトが言い出した。
マジか!?
このリモートワーク真っ盛りな例のウイルスの最中になんて言う不具合を出すんだよ……
しかも被害を受けるのは主に企業ですがな……
勘弁してください……
詳細を確認していきましょう。
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/status-windows-10-1909#406msgdesc
対象のOSのバージョンは
windows10環境の1909,1903,1809,1803,1709
とのこと。(windows serverは割愛)
回避策は
再起動すると問題を軽減することができるらしい。
……軽減ってことは、おそらく治らない人もいるのだろう。
そういう人は更新プログラムを削除する以外の対処法はないと思われる。
ブログ主が調べた範囲での該当するプログラムは下記の通り。
1909&1903環境
2020年3月24日リリース KB4541335
2020年3月12日リリース KB4551762
2020年3月10日リリース KB4540673
2020年2月27日リリース KB4535996
1809環境
2020年3月17日リリース KB4541331
2020年3月10日リリース KB4538461
2020年2月25日リリース KB4537818
1803以下のバージョン方はほぼいらっしゃないので割愛。
不具合が発生している方はアンインストールを検討してもいいかもしれません。
ただし、アンインストールを行った場合はセキュリティ性が下がりますので注意してください。
ここからは個人的見解ですが、
例のウイルス騒動で、急遽リモートワークをしている法人の場合は、
WSUSなどの更新プログラムの制御をすることが仕組みを使って、
当面の間はアップデートをかけない方がいいかもしれないと思います。
特に、このVPNに接続できない状態になってしまうと
情シスとしては、物理的にPCのある場所まで赴かないと何もできない状態になってしまいます。
セキュリティと例のウイルス問題は非常に難しい問題であり、
情シスだけの独断ではなく、経営責任者と話し合い、
複数のリスク(セキュリティリスクと不具合が発生するリスク)を説明した上で、問題が発生したときも責任を取らせられることがないように生存戦略重視で行きましょう。
マイクロソフトのせいで責任を取らされて仕事をクビになるのは企業によってはあり得ることです。
くれぐれも最新の注意を払い、忙しくても最新のマイクロソフトなどの企業からの情報の収集にあたりましょう。
追記2020年4月1日
この不具合に関するパッチが配布されているようです。
https://thedebu.com/2020/04/01/kb4554364/
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