今回は趣旨を変えて、感想文に付け加え思うところがあったので、それに関して書くことにする。
2018年11月24日にラーメン二郎 会津若松駅前店に行ってきた。
東京を出発した時間は4時半。
少し寄り道をしてから10時20分に店の前に到着した。
すでに10人前後の人が並んでいた。ファーストロットは取れそうにない。
がっかり…
さてウンチク。
場所
東京から東北道と磐越道を通って車で4時間ぐらい。
会津若松駅からは徒歩5分もかからないぐらいの場所にある。
看板
店主
確か、野猿街道店で修業していた河本氏。
ラーメン二郎会津若松駅前店
9月21日オープンです!
うちで働いていた、河本君ですよ!
ソースはコレ。
pic.twitter.com/28r9IC9d0h— 野猿二郎 (@Jiro_Yaenkaido2) 2014年8月27日
ちなみに製麺機は野猿で以前使っていた製麺機という噂。
卓上調味料
ギャバン ホワイトペッパー
ギャバン ブラックペッパー
カネシ醤油(FZ)
七味唐辛子
当日の流れ
先にも書いた通り11/24(土) 10時20分に到着した。
すでに列は10人ぐらい。
ファーストは取れそうにない。
しばらく待つと11時に開店した。
店内に誘導される。
入店。
券売機の前に立ち
小つけ麺 豚入り えび味の券を購入。
自分は団体客の一員だったのでグループ用のテーブル席に通される。
厨房をずっと眺めていた。
旨そうな豚が鎮座する厨房。
期待に胸が躍る。
まずはファーストロットの作成が始まる。
団体客であった自分は、仲間がテーブルに通される際に
仲間が『麺少な目で~』と言ったら、店員に『あとで伺います』と言われたが、来なかったので、どうやらセカンドロットの様だ。
遅かったので仕方ない。
ずっと見ていたら、ファーストは自分の前の客までだったようだ。
ファーストロット全員の着丼が行われ、
セカンドロットの作成に店主が入る。
用意されたどんぶりの数は8だと思われる。
8か…多いな。
1ロット8杯は多い印象だ。
一部の店舗を除き感覚的に5~6杯が普通である。
少し嫌な予感がする。
しばらく見ている。
セカンドロットが完成し始める。
一人目の分の麺上げが始まる。
あれ?つけ麺じゃない…ラーメンだ。
セカンドロットの序列1位のはずなのに自分のところに来ない???
ヤサイが盛り付けられる。
二人目以降の麺はまだ鍋の中。
一人ひとり提供後に麺上げが行われている????
着丼順も無茶苦茶???
観察していたところ会津若松店の着丼順は画像の矢印の順番になっているようだ。
…あれ?ということは自分の位置的にセカンドロットの中では一番最後???
セカンドロット最初の麺上げから5分経過・・・
自分のグループにはまだラーメンの提供がない。
自分はつけ麺なので麺を上げてから水で〆るはずだが、いまだに行われない。
7分経過。
一人分の麺上げが行われ、麺は、どんぶりではなくテーブル席から見えないところへ移動させられていた。
恐らくつけ麺用の冷水投入だろう。
10分後。
着丼。結局セカンドロット最後の提供だった。
……写真では伝わらないが、見るからにひどい出来。
湯気が一切立っていない。
まずはスープを飲む。
……うげぇ。
冷たい。
麺投入前からぬるいのではない。
最初から冷たい。
二郎系汁とえびのエキスがすでに分離している。
試しに、汁につけずに、ヤサイと麺を食べる。
……ヤサイも冷え冷え。
冬場の三田本店の冷え冷えヤサイを彷彿とさせるヤサイ。
麺。
……ナニコレ???
触感なんてあったものじゃない。
茹で過ぎとかそういう次元を超えている。
紙を食べているみたいな味がする。
ゆで時間が長いだけではなく冷水で〆る時間も明らかに長すぎる。
子供のころにふざけて食べた水に浸した紙の味そのもの。
つけ汁につけて麺を食べるも…
これはひどい。
評価のしようもない。
点数をつけるとしたら0点。
油紙を食べるとこんな味なのか?と想像が働いてしまう。
豚の出来はいいのにもったいない。
顔を上げて一緒に来た仲間を見ると苦笑いしている。
仲間が頼んだのは小ラーメン。
一口食べさせてもらった。
……麺がビヨビヨ。
そして、自分のつけ麺ほどではないが凄まじくヌルイ。
これは客に提供してはならないラーメン。
1ロット8杯は多すぎるのだ。
しかも一人ひとりに提供してからの麺上げときた。
当たり前だが、最初の一人目と最後の一人では時間にして10分近くの時間的差がある。
10分も放置した麺や汁なんかもはや別物。
正直言って
こんな程度が低いものは提供したら二郎の暖簾が傷つく。
ブレと言っていいレベルではない。
とても商業ベースで提供しているとは思えない。
一応完食した。
スープ割をしようかと思ったが、麺の水分が必要以上に汁に流出していたため食べ終わることにはミリン?か何かの酸っぱい成分の味しかしなかったので、
これ以上手を加えても無駄だろうと判断した。
ここまでいくらかけて来たと思ってんだ???
と店主に文句をつけたかったが、
以前2015年に来た時は、こんな酷い出来でなかったことがふと頭によぎる。
……。
一緒に来た仲間も自分が完食してから2分も経たないうちに完食。
あまりの不味さにグロッキーになっている。
『ごめん。気持ち悪くて動けない。』という。
自分も少し気持ち悪い。量で気持ち悪いのではない。あまりにも不味い料理を食べたから気持ち悪くなっているのだ。
そんな状態になるなら残せばいいと思う人もいるかもしれない。
それでも完食したのはジロリアンとしてのプライド。
提供されたラーメンはいかなる理由があろうとも全て食べなくてはならない。
友人を抱え店を後にした。
友人を車に運ぶ。とりあえず、気持ち悪いから車は動かさないで…少し休ませてと言ってきた。
自分も気持ち悪いが、友人ほどの症状ではない。
……友人の回復を待つとすると自分には時間がある。そして胃袋にはまだ入る。
過去を思い出す。以前はここまでひどい出来ではなかった。今回は明らかに以前と違いおかしい。
ならば一つしかやることはなかった。
怒りの二郎二周目である。
友人を車で寝かせ
12時14分に再び店に戻り並びなおす。
店外に並んでいるのは29人。自分の番までは時間がある。
戦略を練ろう。
今回はソロで戦闘である。
麺が茹で過ぎで放置されたから不味かったのが、前回の敗因。
2015年当時は旨かったという実績があるのだから、ロット内の提供が一番最初であれば旨いはずだ。
となると取るべき戦略は一つ。
席的に序列上位に食い込めなかった場合は、麺のカタメコールを行い序列を高めるしかない。
13時7分店内に入り
券売機の前に立つ。
今回は小ラーメン豚入りを選択した。
また、前回同様酷かった時のことを考えて生卵も購入した。
13時18分店員に席に誘導される。
まさかの↓の提供順の序列最高位だった。
カタメコールは不要であると判断できた。
13時25分ごろ着丼。
写真は小ラーメン豚入り+生卵
コールはニンニクである。
まずは汁を飲む。
乳化し過ぎず、醤油の味わいも感じるハーフ&ハーフタイプと言ったらいいだろうか?
一周目で食べたつけ麺の汁や友人から少しもらったラーメンの汁とは別物。
暖かい。
ヤサイ。
温度はややぬるめ。
モヤシはしゃきっとしている。
モヤシキャベツ比はモヤシ8.5 キャベツ1.5ぐらいか?
豚。柔らかいもの。
最初に食べたものは冷たかったが、今回はかなりまし。
麺。
最初の一杯とは全く違う麺。
噛み応えもある。
……けど、すでに一杯食べてしまっている身。
渾身の味わいを楽しめない。あくまでも商業ベースに乗るレベルのものであるか?の確認作業になってしまう。
身体の方が二杯目を心の底から欲しているわけではない。
味として、全店舗中現在どのレベルであるか?
という評価をするのは非常に難しい。
評価には私のコンディションがあまりにも悪すぎる。
……。
完食はしたんだけど…自分はもはや限界だった。
食べ終わったとともにダウン。
限界をこらえながら店を後にした。
ちなみに店を出て車に戻ったのだが、友人は胃薬を買ってきて飲んでいたとさ…。
結論
現在の会津若松店の攻略方法は
麺のゆで上げからの提供スピードに問題が大きくあるので、席の序列を考慮する必要がある。
二人以上の団体客として行ってしまうとテーブル席に通されてしまうので
カタメコールによる提供の順番の上位化は必須と思われる。
今回の記事でのつけ麺の味の評価は保留。
明らかに本来の味とはかけ離れている。
ラーメンに関しても保留。
インターバルが一時間半程度の二杯目は正確なジャッジを下せない。
店側に言いたいこと。
あまりにも手順がひどすぎる。
歌舞伎町店が1ロット8杯であるが、それと比べてあまりにも提供スピードが遅い。
1ロットの量を多くしないと客をさばききれないという問題もあるとは思うが、1ロット5~6杯とし、一杯一杯のラーメンに誠意をもってベストなものを提供してほしい。
でないと、東京などの遠方から来た客にとっては、あまりにも悲しく虚しいものになってしまう…
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