先日、神保町を歩いていたら、偶然開業準備中の蕎麦屋を見つけた。
看板を見ると衝撃の店名だった…
そう!店名は
『なぜ、蕎麦にラー油を入れるのか。』
なんなんだ?これは???
……だが、まだ開業準備段階で開業はしていない。
こりゃ、開店したら行くっきゃないな。
調べてみたら5月22日に開店したらしい。
という事で5月25日の14時半に行ってきた!
場所!
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目2−1 古室ビル1F
ラーメン一力堂があった場所だね…もしかしたら、地図に一力屋と表示されるかも…けど同じところだから気にしなくても大丈夫ですよん。
小川町駅からだと徒歩3分位?自分は御茶ノ水駅から10分ぐらいかけて行った。
営業時間
月~土
昼の部11時~16時
夜の部17時半~22時
日曜日&祝日は21時まで
店舗写真
看板には書いてないけど、店名の正式名称はどうやら
なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。神田小川町店
らしい。
メニュー
麺大盛りとサイズの大がどう違うのかはわからない。
けど、麺大盛りは有料なんだし、そっちの方が多いんじゃないかな?
無料トッピング
卓上には、
・七味
・ラー油
・天かす
・生卵
があり、全て無料とのこと。
生卵が無料で提供されているとは珍しい……
けど、卵の置き方(笑)
また離れたところに釜に入った蕎麦湯と魚粉(入れ物はペッパーと書いてあるが笑)があった。
ローカルルール
ローカルルールというほどの物ではないが…
1.入店する。
2.入口左手にある券売機で食券を買う。この際購入するトッピングは全て記憶する。
3.適当な空いている席に座る。
4.店員のお姉さんに食券を渡す。
5.店主のおじさんと思わしき人にトッピングが何かでしたか?と聞かれる。。。このトッピングとは券売機で購入した有料のトッピングの事である。どうやら券売機には金をブッコむだけで具体的に食券には何を買ったか書いていないらしい。
6.しばらく席で待つ。
7.先にトレーと漬け汁だけ何故かカウンター上段に置かれるが、特に何もしないで放置。
8.蕎麦が運ばれてきてトレーの上に乗せられる。
9.全部そろったのでトレーごと自分の席のところへ降ろす。
10.いただきます!
11.席の目の前にある生卵は無料で使っていいようなので、必要に応じて使う。
12.食べ終わったら、蕎麦湯があるので、蕎麦湯でスープ割をする。その際に、魚粉を入れるのがおすすめらしい。
13.トレーごとカウンター上段に戻してから退店。
14.ごちそーさまでした。
飲み物
水はセルフ。
では本日のレポっす!
いや~、これを食べるだけのために来たぞ小川町!
小川町と神保町は目と鼻の先で、ジロリアンとしては神保町二郎に行くべきなのかもしれないが、
どうしても今回はこちらに来たかったので、こっちだ。
店名『なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。』
いや、マジ何故ラー油を入れた???入れたのはアンタだろ。聞くなよ。ん?これは哲学か?ソクラテスか?(哲学=ソクラテスという安易な発想。)
とにかく何とも印象に残りやすい店名。
ブログ主は蕎麦には特に興味ない勢だけど、流石にこの店名には興味を惹かれるぞ。
先に乗せた店舗の写真の通り、
黄色い看板だし、これは二郎系?と勘違いしそうだが、あくまでも蕎麦のお店。
来る前に調べていたんだけど、どうやらチェーン店らしい。
大久保やら、新橋やら、秋葉原にもあるんだとか……知らんかったわ……
さてさて、そんなのはどうでもよくて、さっそく入店。
時刻は14時半ごろ。
席数は14ぐらい?
団体4人ぐらいのご高齢のお姉さま方と2人の男性がの客がいた。
流石に時間が時間なだけあって、土曜と言えど客はまばら。
新しく開店したお店というのも影響があるかもしれない。
券売機で食券を購入。
今回は人気なのはとろろ肉蕎麦とメニューに書いてあったけど、
ラー油ととろろは合うのか?と感じ肉蕎麦と肉大盛り、麺大盛りのトッピングを購入。
店のお姉さん(アジア系の外国人の方)にそのまま食券を渡す。
その後店主のおじさんと思わしき人が出てきて、トッピングは何か?聞かれた(ローカルルールの流れ)
そして席につき、しばらく待つ。
写真は
肉そば+麺大盛+肉大盛
多分、1190円也
汁にラー油の幕が張ってる???ラー油か?
それに、何か山盛りのが蕎麦がキター
やっぱり、この山盛り感、、、やっぱり二郎やん笑
さて、その蕎麦の丼は下から蕎麦、肉(豚)、ネギ、海苔の順番で乗っている。
海苔が多いな~とは思いつつ、
まずは海苔を汁にぶち込む。
そして、肉もぶち込む。
ここで、いったん食べてみようかと思ったが、やはり通はつけ汁に麺をつける前に直接麺を食べるもんでしょ!
ということで、蕎麦を何もつけずにすすってみる。
ほう、これは……
正直、蕎麦の風味は感じられない。
そこは。ちょっと意外なところ。
それ以前に、そもそも蕎麦の麺自体が、蕎麦っぽくない。
一瞬こんにゃく麺とも思ったが、それとは違う。
蕎麦ではある。
だが、蕎麦というよりも冷麺の麺と言った方が近い。
コシがものすごく強い。
写真で伝わるかわからないが、麺はこんな感じ。
でんぷん質が高いといったらいいのだろうか?
これは、明らかに『あえて』、この麺にしている。
ラーメンであれば、間違いなくこの結論になる。
だから、この仕込みは汁の良さを引き出すために……そう直感する麺。
わくわくしてきた!
ワクワク感を胸に秘め、麺を汁につけてすする!
!!!?
おおおっ!!!!ライジングサン!!!!!
新時代の幕開けじゃ~!!!!!
そう唸りたくなるぐらいの感動的な旨さ!
これは間違いなく全ての蕎麦が過去の物になる新時代の蕎麦!
うまい!これは旨い!
そして新しい!
このカタカタの麺に絡む汁!
かつお節ベースと思われる汁と油膜の様に張ったラー油。
このラー油は全く辛くなく、むしろまろやかな印象。
おかげで、全体的に甘い汁となっている!
これに蕎麦が絡むと……うひょーーーー!超ウメェ~
これは、すごいよ。
本当にすごいよ。
蕎麦という健康食に、このジャンキーな汁!けど、蕎麦だからジャンキーじゃない。
健康食という免罪符!
自分は間違っていた。
蕎麦とはラーメンと比べ創作性が低いものであり、正直どこの蕎麦屋味には大差がない。
そう思っていたこともあった。
それは違う。
蕎麦を進化させるとこんなことが出来るのか?
恐らく、これは従来の蕎麦のファンには不評かもしれない。
蕎麦ではない。そう捉える人もいるかもしれない。
けど、ブログ主はそんな評価は下したくない。
蕎麦にも無限の可能性がある。そのためのコレは一歩なのではないか?そう感じさせる。
本当にうまい。
玉子が無料で入れられるが、、、、これは入れたくない……
せっかくここまで旨い汁を作ってくれているのに卵で壊したくない。
そんなことを思っていたら、いつもの記事通り、完食してしまった…
けど、今回はここで終わらない。
スープ割……じゃなかった。蕎麦湯で、この汁を割れるのだ。
……やってみる。
…………旨い。ただただ、旨い。
それ以外の感想はいらない。
是非食べてほしい一品でした。
旨かった。
ごちそうさまでした。
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