改めてまとめさせていただきます。
2019年1月期のwindows updateの不具合の量は自分の記憶の限りは過去最多。
しかも、非常に凶悪。
KB4480970
これ自体はロールアップのパッチである。
ロールアップというのはその月に作成されたアップデートパッチの全部入りって意味。
アップデートパッチの内容は下記のとおり
・PowerShellのリモート実行の脆弱性対策
・その他いくつかのセキュリティの脆弱性の修正。
・サイドチャンネル攻撃に対しての強化
それに対する
バグの内容は、
・共有フォルダに接続できなくなる。
・↑そのことからスキャナーの保存先が共有フォルダに設定されているとエラーが出る。
・共有フォルダにアクセスしようとすると『○○にアクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。(中略)ハンドルが無効です。』と表示される。
・『エラーコード0x80070035:ネットワークパスが見つかりません。』と表示される。
・ライセンス認証が失敗し『正規品ではありません』と表示される。
というもの。
一部に障害が発生しないPCもある印象を受けるが、
共有フォルダに接続できなくなる症状については
大多数がこの障害は発生するものと思う。
私も全てではないが多数の環境で発生を確認した。
症状がわからなくなるポイントとして
・pingは通る。
・リモートデスクトップ等では接続できる。
・windows7以外では発生しない
というところであろう。
このサイトいわく、原因はSMBv2を使用しての共有に障害が発生しているとのことだった。
SMBv2というのは、このサイトを参考にしていただきたい。
要約するとファイルとかプリンタを共有するときに使うお約束のver.2のことだ。
SMBv1は先日脆弱性の問題があり廃止されて、一部のNASにつながらなくなったということもあった。
で、対処方法は下記のリンクの記事に記した。
参考にしていただきたい。
……それにしても今回のwindows updateのパッチは不具合が多過ぎる。
新年早々にexcel2010でもやらかしてくれたし……windows10やAccess2010でも障害が起こっているようです。
参考