我々ジロリアンの御用達サイト二郎PC店がなくなる危機だと!?
ヤフージオシティーズが終了。
遅報すぎるかもしれないが、ヤフージオシティーズが終了すると先週ニュースが入った。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1810/01/news092.html
閲覧できるのは2019年3月までとのことだ。
ちなみにジオシティーズとはヤフーの簡易的にホームページを作成するサービスのことである。
インターネット黎明期である1996ごろに誕生し誰でも簡単にホームページを作成できるようになるものであった。
ジオシティーズを使って作成されたサイトのURLには必ず『geocities』と書いてある部分がある。
で、どうなるの?
サービス終了だからどうした?
と思う人もいるかもしれない。
このジオシティーズ等のホームページ作成サービスが終了すると、
サイトの管理人が対策を打たない限り、現在公開されている内容が消えてしまう(削除されてしまう)のである。
これは本当に困った。
マイナーなコンピュータ言語であるAS400のRPG3使いの社内SEとしては困った時に調べる先がなくなってしまうのだ。
過去にも類似例として
niftyの@homepageが2016年に終了した問題があったが、
ブログ主の感覚では、@homepageから別のドメインの環境に移行したサイトは限られており、
質は別として、数だけで言えば多くのサイトがweb上から消滅したのである。
今からできる対策
仮に削除されたURLがわかっていれば対策はある。
インターネット上にはwebサイトのスナップショット(簡単に説明するならある時点でのサイトの複製作成)を勝手に取っているサービスがある。
アメリカのサービスだが、Internet Archive(インターネットアーカイブ)というものがそれである。
https://archive.org/
Internet Archiveの使い方
1.URLを保管しておく。
2.↓にアクセス。
https://archive.org/
3.↓の赤枠部に見たいサイトのURLを直接書き込む(コピペ可)
4.キーボードのエンター(enter)キーを押す。
5.ページが切り替わりカレンダー的なものが表示される。見れる日付には色で丸されているので、その中から見たい日付を見つけ出し、その日付をクリック。
※インターネットアーカイブはランダム?なタイミングで過去のサイトの複製を作成するサービスであるので、全てのタイミングでサイトに一度でもアップされたものがあるのではない。5の画像では当ブログの過去の複製物をチェックしているが、カレンダの色丸がついた部分(3/27 4/25 8/8 8/28)しか作成されていない。
これで、過去のレガシー的なサイトを閲覧することができるようになった。
問題点1
ジオシティーズの有益なサイトをサービス終了までに先にピックアップする作業が必要になる。
これは手作業しかないな…
根性です。
問題点2
過去のものを見ることはできるけど、
新しいものが作成されない問題。
ジオシティーズのサービスが終了すると、ジオシティーズでは管理人はサイトを更新できなくなる。
正直、有名サイトで、いまだにジオシティーズで運用されているサイトはあまり思い浮かばない。
だが、ブログ主は一つだけ超有名サイトがなくなってしまう危機があることを知っている。
そう、それが記事の最初に書いた
ラーメン二郎PC店である。
http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Olive/3433/
ここのサイトはgeocitiesとURLに書いてあることから、間違いなくジオシティーズで作成されたサイトである。
……ここのサイトが無かったら、どないすんじゃい!!!!
二郎の営業時間確認と言えば、ここのサイトである。
メニューもここで確認可能。
シンプルでベストなサイトである。
現状トップページには
閉店(閉鎖)7 移行3
との記載がある。
ドメイン移行は大きなリスクだよな~
移行したからって、新しいサイトに来てくれるとは限らない。
自動転送を設定してても、ユーザーが面倒くさがって移行しないパターンもある。
それに、記事があるというアドバンテージこそあれど、グーグルの検索サービスに引っかかるようにSEO対策をしなくてはならない。
…多分二郎PC店の管理人って儲けを狙っている人じゃないから、
SEO対策なんてしていないだろうし、
ドメイン変更するだけの価値は管理人側としてはないよな…
ブログ主が丸パクリサイトでも作ろうかしら笑