ムムム?
マキシマム ザ ホルモンが活動休止らしい。
ホルモンは正直あまり詳しくないけど、
マキシマムザ亮君がジロリアンで野猿街道店の二郎を食べ過ぎたことで入院したことはあまりにも有名(本当か知らんけど…)
これは、うかうかしてられん。
野猿二郎を食べなくては……と謎の使命感に引き寄せられて行ってきた。
9月16日
時刻は15時半ごろだった。
京王堀之内から徒歩15分ぐらいのところにある店はお昼時を過ぎているのにもかかわらず、
店の外に8人ぐらい並んでいた。
ここの店のルールは先に食券を買う為の列に並び、
その後入店を待つ列に並ぶというもの。
これを間違えると後が面倒くさくなったりするので要注意。
先に二人並んでいた食券購入列に並ぶ。
前の人はすぐに購入し、自分の番が回ってきた。
食券機を見ると
すでに豚マシ券や炙り豚は売り切れていた…
残念。
少し悩んだ挙句。
大ラーメンとレジェンドの食券を購入した。
遂に買ってしまった。
レジェンド(康太)を……
レジェンドと先に書いたのにも関わらず、写真の食券が康太(ヤスタ)と書いているのには理由がある。
康太(やすた)とは、、、
一年で、384杯の二郎を食し、
その独特な表現による二郎への賛歌を書き続けたジロリアンの中のジロリアン、
キング オブ ジロリアンであり、レジェンド。
二郎系ラーメンブログ等で彼以上に影響を与えた人物はいないといっても過言ではない人物でもある。
そんな彼は、常に二郎を食べるときは、生卵を二個注文し、汁を全て飲んでいた。
そんな彼を称えて作られた食券、
それがレジェンドと食券機には書かれているのにも関わらず、
食券には康太と書かれた食券である。
康太という名の食券。
ジロリアンブロガーの端くれとして、この食券の持つ意味は非常に重い。
果たして、自分に康太を食す権利があるのか???
重圧がのしかかる。
この重い食券を手に、そして様々な思いを駆け巡らせ
入店待機列に並んだ。
10分ぐらい並んだころだろうか?
野猿街道店の店の構造として、
店内の待機椅子(ウエディングシート)が全11席あるのだが、
それにも座れない状態の状態である外の入店待機の二番目(待機13番目)のところまで来た時だった。
何故か、そんなタイミングで助手から食券の回収があった。
……嫌な予感がする。
野猿二郎は、あまり来ることのない二郎だが、
過去十数回来た内に、このタイミングで食券を回収されたことはない…
明らかにロットが乱れている。
野猿は1ロットで作るラーメン数は約8杯であったと記憶している。
通常は着席して、食券を回収されるか、店内待機椅子の一部に対して『食券見せて』のコールがかかることがある程度だ。
野猿街道店の構造上、店の外まで食券回収が行われるのはあり得ない。
これはマキシマムザホルモンのライブ活動休止で、客・店主の心に乱れが生じていることなのか???
その結果、ロットに乱れが生じているのか???
緊張は高まるばかりである。
5分ぐらいたったところで食べていたロット集団が抜け、
ウエディングシートに座った。
……不思議な光景が広がっていた。
店内の客が全員ラーメンを食べている…
ロットの都合上、それは絶対にありえない光景である。
ロットの乱れという悪夢が確信に代わる。
これはイカン。
ロットの乱れが起きるときに生じる最悪の事態、、、
店主は提供速度の都合上、客がラーメンを食べている最中に、次の客の麺を茹でなければならない。
しかし、全員が食べる速度が遅い場合、全員が食べているのにも関わらず、
ラーメンが出来てしまっていることがある。
仙川店で発生することが多いイメージだが、
これを食らうと、時間調整のため、ゆで時間が通常より長く取られ、麺が伸びてしまうことが多々ある。
最悪の場合は、ゆで時間が長くなる上に、スープが冷めてしまい、おいしくない…という状態に陥る。
同一ロットでカタメ乱発の後の大ダブルというデスロットよりも痛い状態だ。
3分後ぐらいに、助手が
『ニンニク入れますか?』
コールをしてきた。
なぜ、、、このタイミングで……
早すぎる…
あまりにも早すぎる。
どうやら出来てしまったようだ…
残念だが、これは期待が出来ないか???
『ニンニクで…』と残念目に答えた。
数分後、テーブル席にラーメンが置かれ、助手にそこに着席する様に促される・・・・
まさかの着丼よりも着席が遅いという不思議な状態。
レンゲと水を取りに行き、写真をパシャリ
写真は
大ラーメン+レジェンド(康太)
コールはニンニク
慌てて、箸を入れる。
少し冷めているのは明らかだった。
しかし、まだ最悪の状態とは言えない。
これならベストとは言えなくとも、楽しめる。
ヤサイを食す。
少し柔らか目のヤサイ。
冷え始めているので、対処が必要。
カネシ(FZ)醤油がテーブルにあるので、少し振り掛け塩分を足す。
うむ。これなら旨い。
カネシの辛みが少し冷めたヤサイを引き立ててくれた。
そして、麺。
……少しゆるくなってしまった。
しかし、ゆで時間は短めにとっていたのだろう。
デロ麺にはなっていなかった。
恐らく、麺をゆでる時間を長くしてのロット調整ではなく、
ラーメンとして作成してから、そのまま置いておくことによる時間調整を行ったのだろう。
これならいける。
バンバン食せる。
ウマイ!この条件下における調整は見事なもの。
ジロリアンだから、わかるテクニックだ。
そして、遂に康太に手を付ける時が来た。
康太は生卵2個 と うずら5個
生卵が別皿で来ているので、かき混ぜる。
うまい!!!!!!
なるほど!この衝撃。
卵で豚がここまでマイルドになれるとは…
なんと素晴らしい技なのだろう。
これぞ康太。
康太の衝撃!レジェンドの食した味!
次に、麺をくくらつけ麺風にする!
うまい!すき焼きうどん風の二郎というべきか。
ほう、、、
たまごと絡ませ食べていたら、すぐに食べ終わってしまった。
最後に余ったたまごを汁と混ぜ、その汁を飲む。
この超濃い野猿汁がマイルドに~
うめぇ~
1/3ぐらい飲み、これ以上は血中塩分濃度が高まりすぎると判断しstop!
テーブル席なので、どんぶりをカウンターに戻し、
店を後にした。
ごちそうさまでした。
少し残念なところもあったけど、
また来よう。
…ホルモンの話どこいったかって???
気にすんな(笑)