貴方はいまどこで何をしてますか?
この空の続く場所にいますか?
6月19日は綿流しのお祭りです!
そして、昭和58年6月19日日曜日は富竹の喉がかゆくなる日です。
……くけけけけ
歩いているとピタ、ピタ、っと足音が一つ多い気がするんだ。
というわけで、今回はひぐらしのなく頃にの舞台となった白川郷へ6月19日に行ってまいりました。
お前、白川郷に行ったの何回目だよ?
って?
3回目だ。
どうしても6月19日に行きたかったのだよ。。。
永遠に超えることが出来ない6月を超えたかったんだよ!
ひぐらしのなく頃にってゲームは簡単に言うと様々に起こる事象に対して回避して『惨劇』を回避するゲーム。
キャッチフレーズは『惨劇に挑め!』
さて、じゃあ、当日のライムライン(時間系列)で言ってみよー
※ 今回はひぐらしネタ多数。
そしていつも以上に長いです。
本当に思い入れがある作品なので、知っていても皆様どこまでついていけるか(笑)
朝6時。
長野県松本市のスーパー銭湯で目覚める。
THEデブ(ブログ主)の旅はいつも思い付き。
泊まりとするのだったらスーパー銭湯に限るのだ。
ズキンズキンズキン・・・
二日酔いだった。
いつの日からかなかなか寝れない体になったが、前日はたっぷりお酒を飲んだから素直に寝れた。
だから惨劇が起こる!
風呂に入って、身を清めてから
スーパー銭湯をチェックアウト、フロントで清算をし
預けていた靴箱のカギを渡される。
そのカギで靴箱のカギを開け、靴を取り出し、
カギをポケットに入れて玄関で肩慣らしをしながら靴を履く。
時刻は午前7時。
これから3時間の長時間の運転が始まるのだ。
さて行くぞ!と思い車に向かった。
7時20分頃。
ん?
運転しながらポケットの中の違和感に気が付く。
……ポケットに手を突っ込む。
『・・・・・・・。』
なんで、これがここにあるんだよ!!!!!?
何故か、銭湯のロッカーの鍵を持ってきてしまった。
結構進んだ後だったので、コンビニで車を停めて
銭湯にごめんなさいの電話をかけた。
これが第一の惨劇である。
運転をし続けて、腹がすいてきたころだった。
午前8時30頃。
途中で奥飛騨ラーメンなる店を見つける。
…いつものラーメンネタを書きたくなる衝動に駆られ、店に行ってみる。
…営業中の看板が出てたのに、なぜかやってなかった。
・ ・・・第二の惨劇である(ショボイ)
食事を諦め、再び白川郷への道を進めていくと
山の中に入り、
いくつもの狭い道や街頭のないトンネルが数多くあった。
その度に車のヘッドライトをつけて、対向車に自分の車の位置を知らせる。
…なんて面倒くさい道なんだ…
先に、白川郷に行ったことがあると書いたが、
その時は研究室の後輩に運転を任せて自分は寝ていた。
今思うと我ながら鬼畜だったと思う。
なんと面倒くさい道なんだ。
ヘッドライトをつけたり消したり、パチパチ切り替えながら道を進んでいくと午前9時50分。白川郷に到着した。
早速、道の駅に車を停めて景色を眺める。
…前原屋敷である。(写真)
目を凝らすと、竜宮さん家のお嬢さんと絶対に疑心暗鬼にとらわれない部長がいる気がするが気にしたら負けだと理解する。
そう今日は6月19日、しかも映像化10周年の白川郷なのだから全国のキモオタ大集合なのだ。
前原屋敷と祭具殿、集会所を見学した後は、白川郷の中心の方へ再び車に乗り込み移動する。
移動途中入江診療所の前を通る。
…なくなってる・・・
時代も流れていくわけで、建物もなくなっていくのだなと実感する。
トシを取った。。。
第3の惨劇である。
そして、車を更に進め、村営駐車場に停めた。
時計は10時半を示していた。
流石に腹が減ったものだ。
一緒に来た友人(31歳無職男性)が駐車場にくる途中で見つけた定食屋に行きたいということで、そこまで移動した。
店の前に立つ。
…おっさんが店の前で一人立っているだけで
誰もいない。
ここ、やっているのか?
疑問に思い友人に声をかける。
『やってんのかな?』
するとオッサンが
『やってますよ。奥に入口がありますから、どうぞ。』
と言ってきた。
……失礼なことをいってサーセン。
というわけでいつものアレが始まる。
蕎麦 脇本 (白川郷)
写真は
ミニステーキ丼と自然薯ぞばセット
と
石豆腐
3000円ぐらい…だった気がする。
石豆腐
おおおおおおっ!
これは硬い。
素直に箸で豆腐が切れない。
少し力を入れて、豆腐を割り出汁につけて食べる!
硬い。
硬いけど豆腐の味がする。
これは新食感!
しかも、豆腐の味も凝縮されて、濃厚なものになっている。
そして、メインの蕎麦!
・ ・・・自然薯だね。
・ 蕎麦だね。
…蕎麦のレビューってどうやんだ?
例のごとくレビュー辞退。
最後にミニ飛騨牛ステーキ丼
うめぇぇっぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇ~
なんだ!このとろける様な肉の食感は…
『この世界に歯医者はいらない。それがtheデブ(ブログ主)が奇跡を求めた31年の旅の最後にたどりついた答えよ…』
ってぐらいとろけるぞ…
歯がなくても食べられる。。。
この店の玄関のところに
A5ランクの飛騨牛を使っているって書いてあったけど、
これは、ただのA5じゃないぞ!A5を超えている。
奇跡のA5ランクだ!
赤で宣言したっていい!
誰が食べても、この肉は旨い!
間違いない!
これは、微塵ほども容赦なく今までの概念を打ち砕く!
その威力、まさに
徹甲弾!!!
…書き過ぎた。
まあ、うまいのです。
食事が終わると、友人とどこ行こうかという話になる。
そう、当然この日この場所にいるのが目的だったから
theデブ(ブログ主)は何もプランを作っていないのだ!
友人がツイッターを見だすと
何かイベントがやっていることがわかった。
とりあえず、そのへ行ってみた。
スタッフが3人いた。
スタッフ『ひぐらしのなく頃にという作品ご存知ですか?白川郷が舞台となっている昨比で今日がその作中に出てくる綿流しの日でして…』
知ってる。
だから来たんだ。
というわけで、そのイベントに参加することにした。
内容は原作者竜騎士07のトークショーと綿流しを実際にするイベントだという事だった。
時間は13時から…
慌てて見て回ることにした。
…駆け足で、色々と回る。
……あとから気が付いただが、白川郷なのに、、、合掌造りの家を見るのが本来のあるべき姿なのに…
ほとんど撮影してないじゃないか…
第四の惨劇である。
時刻は13時を指示していた。
足早に、トークショー会場に行く。
…13時10分頃、トークショーが始まった。
竜騎士が若干太っている。
だが、写真で見る姿とは全然違い若い。
50分ほど話が繰り広げられるのを聞くと
トークショーは終わった。
次のイベントへ進む。
リアル綿流しである。
綿流しとは作中にて綿を川に流し、願いをかなえるというイベント。
それを今回実際にやってみようというイベントである。
トークショー会場から川に移動し、71人の参加者とともに順番に綿を流した。
…うん。それだけ。
ヤマなし!オチなし!イミなし!
略してヤオイである。
写真を見ての通り原作者竜騎士07は川に落ちたけど…
会が終わり、友人と話した結果、少し散歩してから帰ろうかということになった。
なんとなく、前を歩いていた二人組がトークショー会場の方に向かっていった。
意味もなく我々もついていく。
そこではスタッフが片づけをしていた。
前を歩いていた二人組がスタッフに話しかけ
キャラクターパネルを貰う話をしている。
それを見ていたら、スタッフが『コレ、いりますか?』と声をかけてきた。
…マジ???
theデブの様なひぐらしオタクは非売品の会場用パネルとか家宝にするレベルである。
部屋に置き場所がないのはわかっていても貰いたいものである。
交渉とじゃんけんの結果。
羽入と魅音をゲットすることに成功した。
これは家宝である。
あの惨劇から、今までいいことなんて本当に何もなかったけど、今日は別だ。
本当にうれしいかった。
生きていればいいこともあるもんだと実感した。
…雨が降ってきた。
友人と貰ったパネルを抱え車に戻る。
5分後。車についた。
雨が激しくなってくる。
…ポケットに手を突っ込み
車の鍵を開けようと、キーについたボタンを押す。
…あれ?無反応???
電池切れ?
仕方ないのでキーを直接車に刺し、扉を開けた。
そして、パネルを車の中に担ぎ込んだ。
うーん。どうするか?
雨も強くなってきたし・・・・
なんとなく、エンジンをかけることにした。
キーを差し込み、エンジンをかけようとひねった。
……あれ?かからない?
……まさか、、、、
慌ててライトのスイッチをみる・・・・
…スモールライトつけっぱなしだった…
…やっちまった。。。
バッテリー切れである。。。
しかも2週間前にバッテリー交換したばかりなのに・・・・
・ ・・ここは村営駐車場。
JAFを呼ぼうと思ったのだが、流石に駐車場に無許可で呼ぶわけにもいかず、許可を取りに行く。
近くにいた駐車場のオッサンに話しかけた。
『すみません。バッテリー上がってしまいまして、JAF呼びたいのですがいいですか?』
そうするとオッサンはこう返してきた。
『ああ、君、ライトつけっぱなしの人?アホだね~おじさん達みんなで話してたよ。来た時からライトついてたから絶対そのままいっちゃうだろうなって。案の定行っちゃったね~バッテリーあげちゃうとかドライバーとして失格だよ!』(要約)
…馬鹿にされた…
そして、気が付いていたんか…
その言い方はないだろう…
※ これでもかなり表現をマイルドにしています。
そして、JAFが来るのを車の中で待った。
……5分後。
さっきのひぐらしのイベントのスタッフが車の前をうろちょろし、こちらに話しかけてきた。
『すみません。さっきお渡ししたパネルですが、こちらの手違いで渡してはならなかったものでした。返していただけますか?』
…えっ?
…返すことになった。
……これが第5の惨劇である。
生きててよかった。
とか思って
そこからのJAF&パネル没収エンド。
見事なオチである。
数分後JAFが来てバッテリーを充電、
料金は1万3000円ぐらい。
……うちJAF家族会員にしなかったっけ?
なんで、父親の個人会員になっているんだ???
…そして、散歩して帰ろうと思っていた計画も、
バッテリー上がりのためにエンジンを切ることもできなくなり
そのまま帰宅。
来た時に道の駅で少し買った以外のお土産も買えず岐路についた。。。。
theデブが泣く頃に
…BAD END。